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法事のお供え物はどうすればいいの?ランキングは?

法事は故人の追善供養の儀式として行われる儀式です。
法事に参列する際に持参するのが、「お供え物」です。お供えに用いられるのは香典(供物料)かお菓子などのお供え品のである場合が一般的です。特にお供え物は、故人を偲び、故人に捧げるものとして、故人の好きだったものなどを選ぶのがふさわしいとされています。法事のお供え物についてみていきましょう。

 

法事のお供え物とは

法事のお供えにはお菓子や果物などが多く用いられています。日持ちするものや趣向を凝らしたものが喜ばれるでしょう。
地域によっては法事の後にお供えを皆で分け合うという所もあり、個別包装になっている物も重宝で好まれます。ただし法事のお供えは誰よりも故人に捧げるものですから、故人が喜ぶものがわかり、準備できるのであればそれが一番良いでしょう。

 

法事のお供え物のランキング

法事のお供え物ランキングとして特にお菓子についてみていきしょう。
先に触れたように、お菓子の中でも人気は個別包装してある物、日持ちがある程度する物が好まれます。
某通販サイトによるとお供え物のお菓子の人気ランキングは以下のようになっています。

■第1位 羊羹・水ようかん

一口タイプの羊羹や、水ようかんはご年配の方にも喜ばれる食べやすい品物です。
日持ちもしますし、味の種類も豊富ですね。

■第2位 カステラ

法事用には、カットされ小分け包装されたものが良いでしょう。最近では黒糖や抹茶味、蜂蜜入りなど見かけも味も種類が増えてきました。

■第3位 クッキーなど焼菓子

和菓子をイメージするお供え物ですが最近ではクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子を選ぶ方も増えています。価格帯や種類が幅広く、日持ちもします。

■第4位 ゼリー

口当たりもよく夏場は特に喜ばれます。きれいな色が多いゼリーやジュレの場合、色は控えめのものを選びましょう。

■第5位 おせんべい

おせんべいやの詰合せは昔からの定番で、何にしようかと迷った時は選んで間違いはないでしょう。

以下は次のようになっています。
第6位 おかき 5位のおせんべい同様に定番の品と言えます。
第7位 豆菓子 様々な味が楽しめる上、軽くて持ち運びやすい点もおすすめです。
第8位 かりんとう 素敵なパッケージに小分け包装された詰合せのかりんとうは、
定番となりつつあります。
第9位 まんじゅう・どら焼き 個別包装で日持ちすることからお供物の定番です。
第10位 落雁 お供え物の定番。法事のお供え物の中では見た目も華やかですね。

ちなみに、お供え物として果物を送る場合のポイントは以下のとおりになります。

~お供え物として果物を送る場合のポイント~

・果物の盛り合わせで贈る場合は数を奇数にそろえるというマナーがあります。

お供え物用として、予め盛り合わせのセットになったものを購入すれば数を合わせてくれているので安心ですが、お供え用の商品ではなく、地元特産の果物やスーパーなどで自分で購入して贈る場合は個数に気をつけて購入しましょう。

・箱入りの果物の場合は、箱に熨斗(のし)をつけ、その上に包装紙で包んでもらいます。

持っていく時は、風呂敷やビニール風呂敷に包んでいき、お渡しする前に風呂敷を取り、
自分のカバンなどに仕舞いましょう。

・お供えの果物は、丸い果物が良いとされています。

古来から日本人には、「丸いもの=円=縁」という考え方がありますので、お供え物には丸い果物が良いとされています。まん丸のスイカは、季節的にもお盆のお供えにピッタリです。同じく夏の定番と言えるメロン、モモ、ナシなども人気が高いです。
果物の種類については基本的には特に決まりはないので、故人の好きだった果物をお供えしましょう。また、丸い果物は切らずに、そのままお供えした方が良いとのことです。

 

法事のお供え物の金額

食べ物やその他も含めて、お供え物の相場を考えていきましょう。
一般的にお供え物の相場は5,000円~10,000円程度になります。
法事のお供えとして、品物の他に現金を包む場合もあります。現金の場合も品物の場合と同じく、金額の相場は1万円程度とされています。包む際には四十九日までは黒白、それ以降は双銀の結びきりの水引に、表書きは「御仏前」「御供物料」とします。こちらも直接仏壇に御供えするのではなく、施主に手渡すようにしましょう。

 

法事 お供え物のマナー

法事にお供え物についてはいくつかのマナーがありますのでみていきましょう。

■控えたほうが良いお供え物のお菓子

すぐ傷んでしまう練り切りなどの生菓子は、お供え物として不向きなので注意しましょう。どうしても和菓子をお供えしたい場合は、乾燥させた干菓子の落雁(らくがん)やかりんとうなどがオススメです。

■控えたほうが良いお供え物の果物

控えておいた方がいい果物は、バナナやイチゴ、ブドウなどです。これらはあまり日持ちがしないものなので、お供え物向きではありません。ただし、故人がこれらを好んでいた場合や、相手の家族へ「早めに食べてくださいね」と気軽に言い合える仲なら大丈夫でしょう。
その場合、盛り合わせの果物の中にバナナやイチゴなど個人が好んでいた果物をセットにした盛り合わせにすると喜ばれるでしょう。

■お供え物を持っていくときのマナー

包装せずに裸のまま紙袋に入れたり箱のままではいけません。お土産を渡すわけではなく、神聖な儀式に持って行くので、それ相応の格好にする必要があるのです。
お供え物は熨斗紙をかけて持参します。四十九日前であれば黒白の水引きがプリントされたものを使います。そして、四十九日が過ぎていれば、双銀で結び切りの水引きがプリントされたものになります。

■熨斗紙の表書き

熨斗紙の表書きとして「御供」もしくは「粗供養」と書き、自分の名前を下段に書きます。

■渡す際のマナー

持ってきたお供え物を渡す時にもマナーがあり、いきなり自分で仏壇に供えてはいけません。まずは、遺族の代表者(施主)に「御仏前にお供えして下さい」などの一言を添えて渡します。

参考までの熨斗紙の表書きについてまとめておきますので知識として覚えておくとよいでしょう。

~仏事における熨斗紙の表書き~

[香典返し] 「志」・・・どの宗教につかえます
「茶の子」・・・神式のお返し

[法事・法要] 「粗供養」・・・引き出物に
「御供物」・・・御供えの品に
「御仏前」・・・四十九日以降のお供えの品に

[初盆] 「御供」・・・仏に贈る御供え品に
「志」「初盆供養」・・・初盆供養していただいた方へのお返しに

 

まとめ

法事のお供え物を選ぶ際は、故人が好きだったものや最終的に参列者に分けることを踏まえて選ぶことが大切です。
お供え物はマナーに従って熨斗紙をかけ、仏前に供えるのではなく施主に渡すということもポイントとして押さえておきましょう。